
りそなHD、キンドリルジャパンと戦略的提携を締結
ポイント
りそなホールディングスは、キンドリルジャパンと戦略的パートナーシップ契約を締結し、IT基盤運用の高度化やサイバーセキュリティ強化、IT人材育成で協業を開始する。AI活用による運用業務効率の向上やサイバーセキュリティ対応力の強化、専門人材の育成を目指す。 りそなホールディングスは4月7日、キンドリルジャパンと戦略的パートナーシップ契約を締結した。これにより、IT基盤運用の高度化やサイバーセキュリティの強化、IT人材の育成に向けた協業体制を構築する。
デジタル技術の進化に伴い、金融サービスの利用方法や顧客ニーズは日々多様化している。キンドリルジャパンがグローバルで展開するIT基盤運用のスキルやノウハウを活用し、りそなグループのIT戦略を変革することで、新たな価値を提供することを目指す。
具体的には、AIを活用した次世代型IT運用管理や運用プロセスの標準化・一元化を推進し、業務効率の向上を図る。これにより、りそなグループの従業員が新しいIT戦略への取り組みなど、付加価値の高い業務に集中できる環境を整える。
また、キンドリルはサイバー攻撃に関して、2024年のManaged Security Service Provider250社の中で、世界一の評価を受けているという。りそなグループは、この評価を受けたサービスやリカバリー技術をもとに共創し、サイバーセキュリティへの対応力・防衛力の向上を目指す。
さらに、キンドリルジャパンのIT基盤の企画・運用とリスキリングの知見を組み込んだ育成・教育プログラムを活用し、次世代のIT基盤運用におけるエキスパートを育成する。これにより、企業成長に必要不可欠なIT人材の確保とビジネスの競争力向上を図る。
りそなホールディングスは、今回の提携を通じて、IT基盤運用の高度化、サイバーセキュリティの強化、IT人材の育成を推進し、顧客に新たな価値を提供していく方針だ。
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