
TIS、Microsoft Entra活用のゼロトラストネットワーク導入サービス開始
TISは4月7日、Microsoftが提供する「Microsoft Entra Internet Access」および「Microsoft Entra Private Access」の導入を支援する「ゼロトラストネットワーク導入サービスfor Microsoft Entra」を開始した。企業のセキュリティ強化と運用効率化を目的としている。
「Microsoft Entra Internet Access」は、インターネットリソースへの安全なアクセスを提供するSecure Web Gatewayであり、「Microsoft Entra Private Access」は、プライベートリソースへのゼロトラストネットワークアクセスを実現する。TISの新サービスは、これらの導入から運用までをトータルでサポートする。
リモートワークやクラウドサービスの普及により、社外から社内へのアクセスや、社内データが外部サービスに置かれるケースが増加している。これに伴い、ネットワークセキュリティの重要性が高まっている。一方、ゼロトラストネットワークの導入には複雑な設定や運用上の課題が多く、高度な専門知識が求められるため、導入を躊躇する企業も少なくない。
TISは、既存のMicrosoft 365環境やMicrosoft Entra IDと統合し、最小限のコストでネットワークをセキュア化する支援を行う。また、条件付きアクセスポリシーの設計と設定、グループ管理、アクセス制御の最適化をサポートする。さらに、エージェントの配布・設定から本番環境展開までを支援し、企業に最適なゼロトラスト環境の構築を目指す。
同社は、今回のサービス提供を通じて、企業のセキュリティ強化と運用効率化を支援し、ゼロトラストネットワークの普及に貢献する考えだ。
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