
滋賀銀行、次期勘定系システムにBankVision on Azureを検討
ポイント
滋賀銀行はBIPROGYと共同で、パブリッククラウドを活用した次期勘定系システムの検討を開始した。中核にはBIPROGYの「BankVision on Azure」を採用予定。安定稼働を最優先に、同銀行の長期的な経営戦略の実現を目指す。 滋賀銀行はBIPROGYと共同で、次期勘定系システムの検討を開始した。新システムの中核には、BIPROGYが提供するパブリッククラウドベースのオープン勘定系システム「BankVision on Azure」を採用する予定だ。
BankVision on Azureは、クラウド技術を活用した柔軟性と拡張性を備えたシステム。金融機関が求める安定稼働や高いセキュリティを確保しつつ、コスト削減や運用効率の向上を実現できるとされている。
滋賀銀行は、今回のシステム検討を通じて、将来の経営戦略を支える基盤の構築を目指している。デジタル化の進展に対応し、顧客ニーズに迅速に応えるための環境整備が狙いだ。加えて、地域金融機関としての役割を果たすべく、地域社会の課題解決にも貢献する方針を示している。
一方で、滋賀銀行は直近の対応として富士通製メインフレームの単純更改を進める。2024年6月に着手しており、2027年1月の完了を目指している。
当初、滋賀銀行は日立製作所のオープン勘定系システム「OpenStage」への移行を予定していたが、度重なる延期により、2024年12月に開発中止を発表していた。
BIPROGYは、2024年から2026年までの経営方針の中で「ファイナンシャル領域」を注力分野の一つに位置付けている。多様なステークホルダーとの協力を通じて、地域経済の活性化や持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めていく。
今後、両社はシステムの詳細設計や移行計画の策定などを進め、安定稼働を最優先に据えたシステム構築に取り組む見通しだ。BIPROGYは、引き続き金融機関のパートナーとして、ミッションクリティカルなシステムの提供に注力していく考えを示している。
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