
ジーネクスト、ONFET、OIOがブロックチェーン活用の顧客情報与信管理サービス
ポイント
ジーネクストは、シンガポールのONFETおよびOIOと、ブロックチェーン技術を活用した顧客情報与信管理サービス「Discoveriez Credit Database(仮)」のリリースに向け、業務提携に関する基本合意書を締結した。カスタマーハラスメント(カスハラ)対策を強化するという。 ジーネクストは3月21日、シンガポールのONFETおよびOIOと共同で、ブロックチェーン技術を活用した顧客情報与信管理サービス「Discoveriez Credit Database(仮)」のリリースに向けた業務提携に関する基本合意書を締結したと発表した。企業の顧客情報管理と与信評価を効率化し、カスタマーハラスメント(カスハラ)対策を強化するという。
この新サービスは、ONFETが提供するブロックチェーンインフラソリューション「TSURU」を活用し、セキュアな環境での顧客情報共有を実現する。これにより、データの透明性やセキュリティが向上し、企業の信頼性を高める手段となるとしている。
カスハラは近年、日本において深刻な社会問題として認識されており、企業は従業員を守るための環境整備や教育、適切なクレーム対応策が求められている。ジーネクストは、ブロックチェーン技術を活用した本サービスの導入が、企業のカスハラ対策におけるデータの透明性、改ざん防止、セキュリティの強化に寄与し、より安全で信頼性の高いサービス提供につながるとしている。
今回の業務提携において、各社の役割は以下の通りである。ジーネクストは、顧客管理データベース(CRM Database)の提供を担当し、顧客情報の収集とTSURUとの連携、日本国内での営業支援を行う。ONFETは、TSURUの技術導出を行い、Discoveriezと連携したサービス開発においてのブロックチェーン活用の支援を行う。OIOは、ブロックチェーンソリューションプロバイダーとして営業協力や事業開発を行い、支援を行う。
今後は、業界団体や大手企業を対象にPoC(概念実証)を実施し、本構想の実現可能性を検証する予定だ。
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