
住友生命、クラウドERP導入で会計業務を改革
ポイント
住友生命は、スミセイ情報システム、アビームコンサルティング、日本オラクルと協力し、会計システムの刷新プロジェクトを開始した。クラウドERP「Oracle Cloud ERP」と経費精算ソリューション「皆伝!ワークフロー」を導入し、業務効率化と生産性向上を目指す。2026年度の本格稼働を予定している。 住友生命は、スミセイ情報システム、アビームコンサルティング、日本オラクルと協力し、会計システムの刷新プロジェクトを開始した。これは、働き方改革や生産性向上を目的としたプロジェクトだ。
新たな会計業務プラットフォームとして、オラクルのクラウドERP「Oracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning (ERP)」を採用する。さらに、ワークフローシステムには、スミセイ情報システムの経費精算ソリューション「皆伝!ワークフロー」を導入する。業務効率化とシステム利用の利便性向上、将来的な市場変化への柔軟な対応を可能にする拡張性を備えたシステム構築を目指す。
住友生命は、ビジネスパートナーや従業員など全てのステークホルダーのウェルビーイングを支える取り組みを推進している。また、「スミセイ中期経営計画2025」の重点施策の一つとして「収益構造改革」を掲げ、持続的かつ安定的な成長に向けた改革を進めている。
これらの一環として、会計業務領域においても、創造性の高い業務へのリソース最適化や、社会や環境の変化に柔軟に対応するため、経営基盤変革に豊富な実績を持つアビームコンサルティングと、最新のクラウド・AI技術で企業のデジタル変革を支援する日本オラクルをパートナーとして、子会社であるスミセイ情報システムと共に本プロジェクトを開始した。
本プロジェクトは、2026年度の本格稼働を目指し、最大150名以上の体制で推進される予定。新システムの導入により、業務集約を通じた会計業務の複雑性の解消や、柔軟なアクセス環境の提供を通じて、住友生命の従業員のウェルビーイング向上を目指す。
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