アクシオン、Web Risk API契約でフィッシング詐欺防止を推進

株式会社アクシオンは、グーグル・クラウド・ジャパンとWeb RiskサブミッションAPI契約を締結した。これにより、フィッシング詐欺対策を強化する。

アクシオンは、セブン銀行のグループ会社で、金融犯罪対策ノウハウを活かし、フィッシング対策やインターネットバンキング不正送金対策などを提供している。

Web Riskは、ウェブサイトの安全性をチェックし、不正なサイトの場合、ユーザーのアクセスを防ぐために警告を表示するGoogle Cloudのサービスだ。​アクシオンのフィッシング対策サービスは、従来よりこのサービスを利用していた。​今回の契約により、フィッシングサイトを検出次第、Web Riskに連携することで、エンドユーザーが利用するウェブブラウザに警告画面を迅速に表示できるようになる。​これにより、企業のウェブサイトを模倣したフィッシングサイトへのアクセスを防ぎ、被害防止・抑制が期待される。​

フィッシング詐欺は、個人情報や金銭を不正に取得する手口として、近年増加傾向にある。​企業や個人にとって深刻な被害をもたらすことから、対策の強化が求められている。​アクシオンは、今回の契約締結を通じて、フィッシング対策サービスの品質をさらに向上させる。​また、より多くの企業にサービスを提供することで、フィッシング詐欺の被害抑制に貢献していくとしている。​

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