
アイアル少短、AI-OCR導入で保険金支払いを迅速化
ポイント
アイリックコーポレーションが開発した「生命保険給付金支払いプラットフォーム」が、アイアル少額短期保険による「コロナ治療薬お見舞い金」の支払いで採用された。AI-OCRサービスにより最短で請求日当日に保険金の支払いが可能となったという。 アイアル少額短期保険は、アイリックコーポレーションと共同開発したAI-OCRサービス「スマートOCR診療明細書」を導入したと発表した。これにより、顧客は請求当日に保険金を受け取ることが可能となったという。
この機能は、キャッシュレス決済サービス「PayPay」アプリ内の「PayPayほけん」専用商品である「コロナ治療薬お見舞い金」を対象としている。顧客がスマートフォンからアップロードする診療明細書や領収証などをAIが即座にテキストデータ化し、保険金の支払い査定フローをデジタル化した。
従来、保険査定担当者が手作業で行っていた書類確認作業をAIが代替することで、業務の標準化と効率化を実現した。これにより、顧客は請求後、最短で当日に保険金を受け取ることが可能となったという。
アイリックコーポレーションが提供する「生命保険給付金支払いプラットフォーム」は、AI-OCRによる書類のテキスト化や、解析結果を基にした自動判定機能などを備えている。これらの機能を組み合わせることで、保険会社の事務負荷を軽減し、給付金支払いの迅速化を支援している。
今後、同プラットフォームは参画企業からの学習データを活用し、AI-OCRの精度向上を図るとともに、利用企業の拡大を予定している。
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