
フライトソリューションズと三菱UFJ銀行、決済ネットワークで協業開始
フライトソリューションズは、三菱UFJ銀行と協業し、新たに決済ネットワーク「SP-NET」を活用した市場開拓を開始することを発表した。この協業により、業務効率化や人件費削減を目的としたデジタルトランスフォーメーション(DX)をさらに推進する。
近年、飲食業界を中心に人手不足が深刻化している。これに伴い、業務効率化や人件費削減を目的としたデジタルトランスフォーメーション(DX)が進行中だ。特にキャッシュレス決済の導入は、顧客が店舗を選ぶ際の基準の一つとなり、集客効果の面でも普及が加速している。
フライトソリューションズが展開する「Tapionタブレット」は、顧客がタッチパネルを操作し、商品の注文から決済までをワンストップで完結する省人化ソリューションだ。しかし、客単価が少額の事業者にとって、キャッシュレス決済に係る手数料のコストがサービス導入の高い障壁となり、導入が進みにくい状況がある。そこでフライトソリューションズは、三菱UFJ銀行の決済ネットワーク「SP-NET」と自社のソリューションを接続し、決済処理の運用コストを抑えた決済サービスを提供する。
「SP-NET」は、「Simple Payment」というコンセプトのもと、必要な機能に特化することで決済処理に係るコストを従来に比べて圧縮している。特に少額市場では、複雑な処理(リボ払い・分割払い・ポイントカード連携等)は不要なため、「SP-NET」の活用により飲料自販機等の少額市場でもクレジットカード決済が実現できるとしている。この「SP-NET」とフライトソリューションズのソリューションを組み合わせることで、事業者に対する導入効果を最大化し、少額決済事業者への市場展開を推進する。
今後もフライトソリューションズは三菱UFJ銀行との協業を通じて、加速するIT社会に取り残されることのないよう、事業者のサポートを強化し、平等で健全なキャッシュレス社会の実現を目指すとしている。
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