
ROBOT PAYMENTとQuants、AI与信と保証でファクタリング市場を拡大
ポイント
ROBOT PAYMENTは、AI与信審査技術を提供するQuantsと事業提携し、ファクタリングサービスに貸し倒れ保険を導入した。これにより、貸し倒れリスクの低減と与信対象企業の拡大を図り、新たな顧客層へのサービス提供を目指す。 ROBOT PAYMENTは2月20日、AI与信審査技術を開発・提供するQuantsと事業提携し、同社のファクタリングサービスに貸し倒れ保険を導入したと発表した。これにより、貸し倒れリスクの低減と与信審査の精度向上を図り、サービス提供対象を拡大する。
Quantsは、AI定性与信審査を基盤とした与信審査サービスを提供するFintech企業である。業界平均デフォルト率1.08%に対し、同社のサービスは0.176%と約40%低いデフォルト率を実現しているという。
今回の提携により、ROBOT PAYMENTの「ファクタリングロボ for SaaS」とQuantsの保証サービスを組み合わせ、SaaS企業以外の新たな顧客層や、与信枠を設定しづらいスタートアップや中小企業へのサービス提供を目指す。また、両社のデータと技術を活用し、新たな審査モデルの開発も視野に入れている。
ROBOT PAYMENTとQuantsは、本提携を通じてファクタリングサービスおよび関連する金融サービスの普及を推進する。特に、債権リスクを軽減することで、スタートアップや中小企業への資金供給を支援し、日本の中小企業の成長と経済活性化に貢献するとしている。
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