静岡銀行とNEC、ゼロトラストOA基盤構築を開始
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静岡銀行とNECは、しずおかフィナンシャルグループ全体で利用する共通OA基盤の構築を開始した。ゼロトラストアーキテクチャを導入することで、セキュリティの均質化と運用効率化を図る。 静岡銀行とNECは、しずおかフィナンシャルグループ傘下の14社、約7,000人が利用する共通OA基盤の構築を開始した。この基盤は、ゼロトラストアーキテクチャを導入することで、セキュリティ対策の均質化と向上を目指す。また、新たなセキュリティ対策の追加時における負荷低減、運用効率化、業務生産性の向上を実現する。稼働開始は2026年3月を予定している。
従来は各社ごとに異なるOA環境を利用していたため、セキュリティ対策も個別に対応する必要があった。しかし、今回の共通基盤では、Secure Access Service Edge（SASE）を導入することで、一貫したセキュリティ運用を実現する。
また、グループ内のネットワークを統合し、すべてのデバイスが共通SASE基盤を経由してインターネットに接続する仕組みを採用。これにより、多様で最新のクラウドサービスを安全に利用可能となる。
NECは、BluStellar Modernization 金融機関向けモダナイゼーションプログラムを適用し、ゼロトラストアーキテクチャに基づくフレームワークを導入。これにより、課題と施策の整理を進めた。
今後、両社は連携して基盤構築を進め、しずおかフィナンシャルグループのセキュリティ高度化と業務生産性の向上を図る。また、同グループのトランスフォーメーション戦略を推進する。
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