
三井住友海上とあいおいニッセイ、火災保険のスマホ継続手続きサービス開始
ポイント
三井住友海上とあいおいニッセイ同和保険は、スマートフォンを活用した火災保険のWeb見積り・継続サービスを開始した。2025年10月以降に満期を迎える個人向け火災保険契約が対象で、顧客の利便性向上とペーパーレス推進を目指す。 三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保は、個人向け火災保険の継続手続きがスマートフォンで完結できる「Web見積り・継続サービス」を開始する。このサービスは、2025年10月以降に満期を迎える契約を対象としており、8月1日から一部の契約で提供が始まる。
背景には、2015年10月の商品改定で最長保険期間が10年に短縮されたことがある。これにより、2025年10月には多くの契約が満期を迎え、契約内容の見直しや保険料支払方法の再登録が必要となる。さらに、近年のインフレによる建築工事費の上昇で、建物の保険金額の見直しを希望する契約者も増加すると見込まれている。
新サービスでは、満期時に届く書類から専用ページにアクセスすることで、現在の契約内容に基づく継続プランが初期設定された見積りが表示され、入力の手間を省いて手続きが可能となる。また、建物や家財の保険金額、免責金額、保険料の支払方法などもスマートフォン上で変更できる。
この取り組みにより、契約者の利便性向上だけでなく、ペーパーレス化を推進し、持続可能なビジネスモデルの実現を目指すとしている。
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