
第一生命HD、2026年4月に「株式会社第一ライフグループ」へ商号変更
ポイント
第一生命ホールディングスは、2026年4月1日付で商号を「株式会社第一ライフグループ」に変更すると発表した。これに伴い、グループブランド名称も「Daiichi Life」になる。さらに、子会社4社も商号を変更し、グループ全体で一体感を高める方針だ。 第一生命ホールディングスは2月14日、2026年4月1日付で商号を「株式会社第一ライフグループ」(英文:Daiichi Life Group, Inc.)に変更すると発表した。
今回の商号変更は、生命保険事業を中心に、資産形成・承継事業や非保険事業へと事業領域を拡大してきた同社が、生命保険領域にとどまらない「保険サービス業」への進化を目指すもの。新商号には、「生命保険」や「生命」という狭義の”Life”だけでなく、人々の「人生」や「日々の生活」という広義の”Life”を意味し、生命保険の枠を超えて一人ひとりに寄り添い、多様な人生の可能性をひらく企業となる意志が込められている。
また、商号変更に伴い、グループブランド名称も「Daiichi Life」とする。これにより、グループの一体感を高め、成長を加速させるとともに、社会への一層の貢献を目指すとしている。
さらに、子会社であるネオファースト生命保険、アイペット損害保険、第一生命経済研究所、第一生命テクノクロスの4社も、各社の株主総会決議や関係当局の認可を条件に、商号を以下のように変更する予定だ。
- ネオファースト生命保険株式会社:第一ネオ生命保険株式会社
- アイペット損害保険株式会社:第一アイペット損害保険株式会社
- 株式会社第一生命経済研究所:株式会社第一ライフ経済研究所
- 第一生命テクノクロス株式会社:第一ライフテクノクロス株式会社
なお、第一生命保険株式会社および第一フロンティア生命保険株式会社の商号変更は行わない。
同社は、1902年に「第一生命保険相互会社」として創業し、2010年には株式会社化と東京証券取引所への上場、2016年には持株会社体制への移行など、絶え間ない挑戦を続けてきた。今回の商号変更を機に、グループの一体感を高め、さらなる成長と社会貢献を目指すとしている。
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