
ネクシーズと常陽銀行の連携で中小企業の省エネ支援を強化
ポイント
ネクシーズと常陽銀行が連携し、中小企業に省エネ設備の導入を促進することで、地域の脱炭素化を推進する。初期投資が不要な「ネクシーズZERO」を通じ、地域経済と環境の好循環創出を目指す。 ネクシーズは常陽銀行と協力し、省エネ設備の導入を通して地域の中小企業を支援することを発表した。両社は、省エネ設備の導入によるCO2排出削減と脱炭素の推進を目的とし、地域経済の活性化と環境貢献を両立させることを目指す。
ネクシーズは、2012年より初期投資が不要な省エネ設備導入サービス「ネクシーズZERO」を提供しており、10万件以上の導入実績を持つ。LED照明をはじめ、空調や冷蔵庫、農業ハウス等を対象とし、設備の導入効果をCO2排出削減量に換算したレポートを提供するなど、企業のカーボンニュートラルへの取り組みをサポートしている。今回の提携を通じて、地域金融機関と共に、地域の中小企業に対し、資金面および知識の提供を強化することで、脱炭素の推進を支援する。
さらに、両社は地元の施工会社への優先的発注を行うことで、地域経済の活性化も狙う。地域金融機関には、地域企業と強固な取引関係があり、企業の課題やニーズをタイムリーに把握する力がある。そのため、必要な設備投資に伴う資金調達の支援や、専門知識の提供も併せて行い、地域の中小企業の脱炭素化を後押しするという。
ネクシーズは、「まだない常識を、次のあたりまえに。」という企業理念のもと、全国の107社を超える金融機関とのパートナーシップを活かし、地域に根ざした事業展開を行っている。これにより、エンベデッド・ファイナンス事業の可能性を広げつつ、地域社会の持続可能な未来に貢献する方針だ。
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