ANA Payのキャッシュとマイル残高が統合、より便利な決済へ
ポイント
ANA Xは、2025年1月28日からANA Payのキャッシュとマイル残高を一つに統合し、利用者がよりスムーズに決済できるようにすることを発表した。この統合により、マイルの利用制限がなくなり、従来よりも使いやすくなる。 ANA Xは、2025年1月28日からANA Payのキャッシュとマイル残高を統合し、ユーザーが一つの残高から簡単に決済できるようにする。この変更により、クレジットカードや銀行口座、さらにはマイルからのチャージを合算して支払いが可能となる。
たとえばクレジットカードで1,000円、ANAマイルで1,000マイルをチャージし、合計2,000円分の買い物ができる。これまでのようにマイルのみの支払いによる制限が解消され、マイルを日常生活で自然に活用できるようになる。
さらに、今回の変更によりすべての決済が「200円お支払いごとに1マイル積算」の特典対象となり、少額のマイルでも効率的に貯めることが可能になる。これにより、有効期限が迫るマイルも無駄にせず、活用できるようになるという。
ANA Payは、ANAマイレージクラブ アプリを通じて提供されるスマートフォン決済サービスであり、さまざまな生活シーンでの支払いが可能だ。飛行機の利用だけでなく、日常の買い物でもマイルを貯めて活用できる。この改善は、「マイルで生活できる世界」を目指すANAグループにとって重要なステップだ。
ANA Payを利用しているユーザーは、アプリ内の手順に従い、現在の残高を新しい統合残高に移行できる。
ANA Xは、今回の残高統合を通じてユーザーエクスペリエンスの向上だけでなく、新しい顧客価値の提供を目指している。特に20~30代の若い世代を中心に、ANAマイレージクラブへの参加が増加しており、これが経済圏全体の活性化に寄与するとしている。
添付画像一覧
×