ユーソナー、新サービス「DeepCheck」で取引先チェックを効率化
ポイント
ユーソナーは新たに取引先チェックをサポートする「DeepCheck」の提供を開始した。必要な情報をワンストップで提供し、企業のコンプライアンスチェックや支払い能力確認を容易にすることで、業務の効率化を目指す。 ユーソナーは1月27日、新サービス「DeepCheck」を開始した。このサービスは企業が取引先チェックで必要とする登記簿情報をワンストップで提供し、コンプライアンスや支払い能力の確認に伴う負担を軽減することを目的としている。
経済安全保障の重要性が増す中、ユーソナーは法人企業データベース「LBC」のノウハウを活かして「DeepCheck」を開発した。これにより、金融や不動産業界を中心に、取引先のコンプライアンス状況や信用度を瞬時に確認することが可能となった。
「DeepCheck」の最も大きな特長は、幅広い情報源から瞬時に詳細情報を提供できる点だ。Salesforce専用のAppExchangeアプリとして提供されており、Salesforce内で企業の要注意情報を即座に確認可能。取引先の基本属性や評価を手軽に把握でき、また関連するグループ企業まで確認が可能で、不測のリスクを防ぐ手段として活用できる。件数に制限はなく、企業に対する取引NGフラグも設定可能だ。
ユーソナーは「要注意企業フラグ」を過去に提供した経験から、OSINT(オープン・ソース・インテリジェンス)の手法を駆使して詳細な評価を実現している。ネット上に残る古い情報も網羅し、情報の広がりと深さを提供する。
「DeepCheck」は登記ソナーとの連携により、業界内で競争力のある価格での登記簿情報の取得も可能にしており、企業に詳細な情報と警告を提供する。これにより、企業は安定したビジネス運営のための重要なツールとして利用できる。ユーソナーはこのサービスを通じて、取引先チェックの効率化とリスク管理の強化を図ることを目指す。
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