LINE Pay残高をPayPayへ移行、上限10万円まで可能
ポイント
LINE Payは2025年4月末のサービス終了に向け、LINE Pay残高をPayPay残高に移行できるサービスを発表した。期間は2025年1月27日から4月23日までで、1日最大2万円、合計10万円まで無料で移行できる。これにより、円滑なサービス移行を目指す。 LINE PayとPayPayは、LINE Payのサービス終了に伴い、LINE Pay残高をPayPay残高に移行できる新たなサービスを発表した。この移行は2025年1月27日から4月23日までの間、無料で行える。
このサービスは、日常のキャッシュレス決済手段としてのPayPay利用を促進する目的があり、1日最大2万円、合計10万円まで移行可能だ。移行時には、LINE Pay残高やLINE Payライト残高が優先的にPayPay残高に変換されるが、移行後に元に戻すことはできないため、十分な確認が必要となる。
移行するには、まずLINE Payのオートチャージ設定を解除する必要がある。本人確認済みのアカウントではPayPayマネーとして利用でき、未確認の場合はPayPayマネーライトとして扱われる。この仕組みにより、ユーザーの利用スタイルに応じた形で残高を選べる。
LINE Pay終了後、10万円以上の残高は法律に基づく払い戻しが行われ、振込手数料なしで手続きできる。詳細は専用サイトで後日案内がある予定だ。
PayPayは、キャッシュレス決済の普及と快適な利用環境の提供により、さらなる社会の生産性向上を目指している。2023年度の決済取扱高で国内多数のシェアを占め、今後もサービスを拡大していく方針だ。一方、LINE Payはこれまでの役割をPayPayに引き継ぎ、スムーズな移行を支援する姿勢を示している。
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