楽天証券とみずほ銀行、外貨ダイレクトでの連携を強化
ポイント
楽天証券とみずほ銀行は、米ドルの外貨入出金をオンラインで完結し、最短で当日に反映できる「外貨ダイレクト」を始動する。米国株式取引など外貨建商品がより便利になり、手数料も無料だ。両社は引き続きサービスの連携強化に努める。 楽天証券とみずほ銀行は、2025年1月26日から新たに米ドル入出金サービス「外貨ダイレクト」を提供開始する。このサービスは、米ドルの入出金をオンラインで完結し、最短で当日中に取引が完了する仕組みだ。
ユーザーは楽天証券のウェブサイトで初回のみみずほ銀行の米ドル普通預金口座を登録すれば、その後は銀行のオンラインサービスにログインせずに手数料無料で利用できる。また、米国株式を含む楽天証券の外貨建て商品がより便利に利用可能になる。
楽天証券とみずほ銀行は、2022年10月に戦略的資本業務提携を結び、連携を推進してきた。これまでに2023年8月には金融商品仲介ビジネス、2024年3月には「らくらく入金」サービスを導入している。「外貨ダイレクト」の開始により、銀行と証券口座間の資金移動がさらに便利になり、本格的なハイブリッド型の資産コンサルティングサービス展開に向けた道が開かれる。
「外貨ダイレクト」で利用できるのはみずほ銀行の米ドル普通預金口座で、入出金手数料は無料。入金は24時間可能で、出金は定期メンテナンス時間を除けは随時可能である。さらに、残高照会がリアルタイムで可能であり、楽天証券の営業日12時までに指示を完了すれば同日17時30分頃に入出金が反映される。
このサービスは10米ドル以上から利用可能で、一度の入金で最大500万米ドル、出金は最大100万米ドル。詳細は楽天証券の公式ウェブサイトで確認可能だ。
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