LAPRAS、新たな「LAPRASスコアv2.0」でITエンジニアのスキル評価を改善
ポイント
LAPRASは、新しいエンジニア評価指標「LAPRASスコアv2.0」を発表した。スコアリングロジックを公開することで、透明性と信頼性を強化し、エンジニアの技術力をより多角的に評価できるように改善を加えた。 LAPRASは2025年1月16日に、ITエンジニアの経験やスキルを可視化する新たな評価指標「LAPRASスコアv2.0」の提供を開始した。このスコアは、技術力を客観的に測定するためのもので、ブログ、OSS活動、SNSなどのWeb上のアウトプットを分析してエンジニアのスキルを評価する。
今回の発表に際し、LAPRASはスコアリングロジックのコードを公開し、透明性と信頼性の向上を図っている。また、ユーザーとの対話を重視した共創を推進し、新たなバージョンでは従来の課題を解消するための改善策も導入した。具体的には、スコアにバージョン情報を付与することで、母集団内での順位に基づく相対的なスコア計算が簡略化され、特定のアウトプットがない場合でも不利にならない仕組みを実現している。
LAPRASスコアは、エンジニアが持つ潜在的な能力を引き出し、転職の機会の拡大を目指している。さらに、スコアを「生きたもの」として捉え、隠れたスキルの発見やコミュニティ貢献を支援するために、ユーザーからのフィードバックを積極的に取り入れている。
公開されたコードはGitHubで確認でき、ユーザーからの意見や改良点を受け付けることが可能になった。また、ユーザーが市場での自身のポジションを視認しやすくする改善も行われている。
同社は、ミッションである「すべての人に最善の選択肢をマッチングする」に基づき、今後も技術力の評価基準を継続的にアップデートする予定だ。ユーザーのフィードバックを反映させた改善を通じて、エンジニアと企業との最適なマッチングを図り、IT業界全体の活性化に寄与することを目指している。
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