JCB、会員専用サービス「MyJCB」に新認証「パスキー」を導入へ
ポイント
JCBは、会員専用ウェブサービス「MyJCB」に新しいログイン認証方法「パスキー」を2025年秋に導入すると発表した。パスキーは生体認証を使用して、パスワードなしでログインできる仕組みで、安全性と利便性を向上させる。 JCBは、2025年秋頃を目処に、会員専用WEBサービス「MyJCB」に新たなログイン認証方法「パスキー」を導入することを発表した。セキュリティの強化とユーザビリティの向上を目的としており、同社はより安全で便利なサービス提供を目指す。
従来、MyJCBのログインはIDとパスワードの入力が必要だったが、パスキーの導入によりパスワードの入力が不要となる。これにより、ユーザーはフィッシング詐欺などの不正アクセスから守られ、端末のロック解除時に設定された生体認証やパターン認証などを利用して簡単にログインできるようになる。
一方で、パスキーの導入は、IDやパスワードを使わないため、情報漏洩を防ぐことにもつながり、暗号鍵がネットワーク上で授受されない仕組みになっている。
さらに、MyJCBアプリとブラウザ版の両方でパスキーを利用可能で、これまでアプリ固有でしか行えなかった生体認証も、複数の端末で同期することが可能だ。これにより、ユーザーは端末を変えても再登録することなくスムーズに認証ができるようになる。
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