みずほフィナンシャル、テックタッチを人事システムに導入
ポイント
みずほフィナンシャルグループは、テックタッチ株式会社の「テックタッチ」を人事および学習管理システムに採用する。社員約5万人が利用しやすくするため、ノーコードでカスタマイズ可能なプラットフォームを活用し、人的資本経営の強化を図る。 みずほフィナンシャルグループは、人事および学習管理システムにテックタッチ株式会社のデジタルアダプションプラットフォーム「テックタッチ」を導入すると発表した。グループ全体での人的資本経営の強化を目指し、社員約5万人がシステムをスムーズに利用できるようにする。
今回の導入は、グループ共通の人事制度「かなで」の基盤である「SAP SuccessFactors」および「Cornerstone Learning Management」を運用するにあたり、ユーザビリティ向上の一環として行われる。テックタッチはノーコードでカスタマイズが可能で、企業の規模に応じた導入実績とサポート体制が評価され、採用に至った。
みずほフィナンシャルグループは、SaaS導入時の課題について、日本の業務文化に合わない部分があり、利便性に課題があったとする。そこで、デジタルガイドの追加が容易なテックタッチの導入が決定された。具体的にはシステム操作の精度を向上させるため、ユーザーがつまずきやすい部分の案内や入力をサポートするガイドの提供が行われる。
今後、みずほフィナンシャルグループは、テックタッチを活用することでシステム利用の効率を向上させ、問い合わせ件数や業務の再処理が減少すると期待している。これにより、企業全体の生産性向上につながる見込みだ。
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