エンペイ、GMO-PGに加わり事業シナジーを強化

エンペイは2025年1月8日、GMOペイメントゲートウェイ（GMO-PG）の連結対象会社となったと公表した。これにより、エンペイは「enpay」の提供を強化し、GMO-PGとの事業シナジーを図り、顧客価値の創出と持続的成長を目指す。

2018年に創業したエンペイは「やさしいフィンテックを。」をミッションに、保育・教育業界においてキャッシュレス化とデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進している。現在、「enpay」や「koufuri+」といったサービスは2400以上の保育園や幼稚園で導入され、累計取引額は230億円を超える。

今回のGMO-PGジョインにより、エンペイは自身の保育・教育業界における顧客基盤と知見を活用し、GMO-PGの決済技術との融合を計画している。顧客の利便性と満足度を向上させ、安全で安心な金融サービスを提供することを目指す。

特に保育・教育業界では、現金集金の手間とリスクが課題となっていた。エンペイのサービスはこれらの課題をデジタル技術で解決し、業務効率化を促進。施設と保護者の負担を軽減するUI/UXを提供している。

エンペイとGMO-PGは、2020年の業務提携および2023年の資本提携を経て、協力関係を深めてきた。今回のジョインを機に、両社はフィンテック業界をリードする存在として、革新的なソリューションを提供し続けるとしている。

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