freee、金融サービス仲介業に参入し「フリー支店」口座を提供開始
ポイント
freeeは金融サービス仲介業の登録を完了し、GMOあおぞらネット銀行のBaaSを活用した「フリー支店」口座の提供を開始した。スモールビジネスの法人設立時の銀行口座開設が効率化され、ビジネスの迅速な立ち上げが可能となるとしている。 freeeは、金融サービス仲介業として登録を完了し、2025年1月8日よりGMOあおぞらネット銀行のBaaSを活用した「フリー支店」口座の提供を開始すると発表した。
これにより、法人設立時にオンラインで迅速に法人口座を開設できるようになる。この施策は、スモールビジネスを支援するというfreeeの目標を具体化したものであり、法人設立時の複雑な手続きを簡素化することが目的だ。
従来、法人設立後にしか口座開設ができないため、ビジネスの立ち上げに時間がかかるという課題があった。今回の取り組みにより、法人設立プロセス「freee会社設立」を通じて、設立前に法人口座の申請も可能になる。この仕組みを利用することで、通常の設立準備期間中に必要な手続きを効率的に完了できる。
「フリー支店」口座はGMOあおぞらネット銀行との協力により実現し、freeeの会計プラットフォームを通じて開設の進行状況を確認できる。利便性の高いサービスを提供することで、小規模ビジネスの起業家はスムーズに事業を開始できるという。
金融サービス仲介業は、銀行、証券、保険、貸金業の金融サービスを一括して仲介することを認める新たな制度であり、freeeはこの制度を利用して、中立的な立場からユーザーのニーズに応えるサービスを提供する計画だ。
一方、GMOあおぞらネット銀行は、小規模企業やスタートアップ向けのサービスNo.1を目指しており、銀行APIを駆使して柔軟な金融・決済サービスを提供し、小規模ビジネスの成長を支えている。
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