みんなの銀行とDMM.comが基本合意、金融とエンタメの融合進む
ポイント
みんなの銀行とDMM.comが金融機能を活用した新たな顧客体験創出に向けた基本合意書を締結。DMM.comのプラットフォーム上で銀行サービスを展開し、利便性向上を目指す。 みんなの銀行はDMM.comと「金融を活用した価値共創にかかる基本合意書」を締結した。これに基づき、DMM.comのプラットフォームにおいて、みんなの銀行の金融機能およびサービスの提供に向けた具体的な検討を開始する。
今回の合意は、みんなの銀行のBaaS(Banking as a Service)事業としてのアライアンス強化を狙いとしている。DMM.comは「なんでもやっているDMM」として多岐にわたるサービスを手掛けており、月額550円のサブスクリプションを利用したマルチエンタメ・プラットフォーム「DMMプレミアム」を提供している。このプラットフォームにみんなの銀行のサービスを統合することで、新たな顧客体験の創出を目指す。銀行代理業の取得も視野に入れたこの連携により、利用者の利便性向上を目指す。
DMM.comのプラットフォームは、AIから地方創生まで幅広い分野でのサービス展開を行っており、エンタメ以外にも多くの事業を運営している。このようなプラットフォーム上で、金融サービスがシームレスに提供されることにより、利用者はさまざまなエンタメを楽しみながら、金融サービスもスムーズに利用できる環境を整えるとしている。
今回の合意により、みんなの銀行とDMM.comは、双方のサービスの相乗効果を期待している。特に顧客満足度という観点での向上が目指されており、連携内容の細部については今後の発表が予定されている。
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