コメ兵、「O-PLUX」を採用してクレジットカード不正利用被害を防止
ポイント
かっこが提供する不正注文検知サービス「O-PLUX」が、コメ兵の自社ECサイト「KOMEHYO ONLINE」に導入され、クレジットカード不正利用対策及び悪質転売の対策強化に貢献したという。導入の背景は、コロナ禍を境に不正利用が増加し、不正者の手口が巧妙化する中でさらなる対策の強化が必要だと考え、比較検討の結果、「O-PLUX」を採用した。導入効果としては、高精度な不正対策、リードタイム短縮、リアルタイム審査の実現などが挙げている。 不正注文検知サービスを提供するかっこ株式会社は、同社のサービス「O-PLUX」がコメ兵の自社ECサイト「KOMEHYO ONLINE」に導入され、クレジットカードの不正利用や悪質な転売の対策強化に貢献していると発表した。
「KOMEHYO ONLINE」では、高額な商品や換金性の高い商品を扱っているため、クレジットカードの不正利用対策を慎重に進めてきた。これまでに3Dセキュアを導入し被害を抑えてきたものの、新型コロナウイルスの影響で不正利用が増加。さらに、不正行為の手口が巧妙化する中で、より強力な対策が必要と考えた結果、「O-PLUX」を採用するに至ったという。
「O-PLUX」は、11万以上のサイトで導入され、導入企業間で過去の不正情報を共有できるデータベースを利用。このデータベースにより、より精度の高い不正対策が可能となったとしている。また、「O-PLUX」のAPI連携を利用した自動審査により、顧客の購入体験に影響を与えることなく、不正対策を実現した。
具体的には「O-PLUX」の導入から約4ヶ月で、クレジットカードの不正利用によるチャージバックがゼロになったという。また、システムが自動的に判断するため、運用スタッフの作業負担と心理的な負担が軽減した。高額商品を扱う同社では、目視によるチェックだけでは対応しきれない不正手口の巧妙化が進んでいた。