プラスアルファ、信用金庫向けに「タレントパレット」提供開始
プラスアルファ・コンサルティング(PAC)は11月26日、しんきん情報システムセンターが提供するネットワークサービス「Face To Faceネット(クラウド接続サービス)」を通じて「タレントパレット」の提供を開始すると発表した。
「タレントパレット」は、採用から育成、配置、評価、抜擢・活躍までを一気通貫で行い、人材情報を活用した人事戦略を実現するシステムだ。PACはこれまで4,000社超のビッグデータ活用支援を行なってきており、そのノウハウを活かし、導入法人数は約3,000社を超えている。
このシステムは、従来は管理するのみに留まっていた人材情報を分析し、そのデータを網羅的に活用することで経営層の意思決定を後押しする。人事情報、経歴、スキル、マインド(適性)、社員の希望や想い、日々のモチベーションやエンゲージメント、ヘルスケア(健康)までのデータを集約・活用することができる。これらのデータを分析することにより異動シミュレーションや研修まで含めた人材育成、テキストマイニングを活かした離職予兆の抽出、採用ミスマッチ防止、人的資本KPIのモニタリングなど、あらゆる人事戦略においてデータを活用した人事戦略を実現する。
PACは、信用金庫業界の顧客から職員の経験・スキル等を踏まえた人材配置や職員育成などの人事施策の推進、人事業務の効率化(人事評価、キャリア申告、公募、アンケート等)の相談を多く受けている。「タレントパレット」は、様々な人事業務、人事施策を効率化(DX)、高度化する機能を有している。
「Face To Faceネット」を通じてタレントパレットを提供することで、信用金庫内システム等からも安全にサービスを利用できる。接続元のIPアドレス制限を実施することで、安全なセキュリティ状況下でタレントマネジメントシステムを利用することが可能だ。