楽天証券、金融AI企業Bridgewiseと提携 – 新たな投資情報サービスを目指す
ポイント
楽天証券は、イスラエルの金融AIインテリジェンス企業、Bridgewiseとパートナーシップ契約を締結した。この契約により、楽天証券はBridgewiseのAI技術を活用し、日本国内の個人投資家向けに精度の高い投資情報と分析ツールを提供する予定だ。来春から順次、業界で初めてBridgewiseの投資情報サービスを導入し、投資判断をサポートし、効率的に投資機会を見つけ出すことができるようになることを目指す。 楽天証券は21日、イスラエルのAI金融インテリジェンス企業、Bridgewise Analytics Ltd.とパートナーシップ契約を締結したと発表した。
今回の契約締結により、楽天証券は日本の個人投資家に対し、BridgewiseのAI技術を活用した新たな投資情報サービスを提供する予定だ。Bridgewiseの投資情報サービスは業界初の導入であり、これにより投資家はビッグデータに基づく精度の高い投資情報と分析ツールを手に入れることが可能となるという。また、数多くの銘柄の中から自身の目的に合った投資機会を効率的に見つけ出すことができるようサポートする。
BridgewiseはAIを活用した金融AIインテリジェンス企業で、設立から現在に至るまで投資ナレッジギャップを埋めること、金融市場情報へのアクセスの民主化を目指している。同社は全世界の株式とファンドの90%以上を分析し、50社以上の機関投資家を含む15カ国の投資家を支援し、分析件数は1,000万件を超えている。
楽天証券はこれまで生成AIを活用した「投資AIアシスタント」の提供など、最先端技術を活用したサービスを業界に先駆けて提供してきた。また、最先端技術の証券ビジネスへの活用を目指し、楽天証券AI・データ&ヒューマンラボを新設した。今後も最先端技術を活用したサービスの拡充を図り、お客様のFinancial Well-Beingを最大化することを目指す。