ジール、静岡銀行の金融DX・営業トランスフォーメーションを支援
ポイント
デジタルトランスフォーメーション推進事業を展開するジールは、静岡銀行が推進する金融DX・営業トランスフォーメーションにおいて、銀行業務に不可欠な計数情報の可視化と管理業務の効率化・高度化を目指し、「MotionBoard」の構築と追加機能開発の支援を行った。静岡銀行は、MotionBoardの活用により計数管理業務の効率化を達成し、レポート報告にかかる負荷と時間を抑制した。 デジタルトランスフォーメーション(DX)推進事業を展開するジールは、静岡銀行が進める金融DXおよび営業トランスフォーメーションの一環として、銀行業務に不可欠な計数情報の可視化と管理業務の効率化・高度化を支援する「MotionBoard」の構築および追加機能開発を行ったと発表した。
静岡銀行は、2023年度から2027年度までを対象とした第1次中期経営計画を策定し、2030年には「すべてのステークホルダーがサステナブルかつ幸福度が高まっている状態」を目指している。計画の基本戦略として掲げる「トランスフォーメーション戦略」において、「タッチポイントX」「営業X」「人財X」「経費X」の4領域でDX推進に取り組んでいる。
営業Xの基盤として、静岡銀行は新営業支援システム「S-CRM」を開発し、2023年1月から運用を開始した。これにより営業支援システムが統合され、営業拠点、本部、グループ間でのシームレスな情報共有が実現し、ペーパレス化などの業務効率化が進展したとする。
さらに、計数情報の可視化と管理業務の高度化に向けて、ウイングアーク1st社の「MotionBoard」を採用。ジールが支援するこのシステムの導入により、これまでExcelを用いていた報告作業が大幅に削減され、行員は営業活動により多くの時間を充てることが可能となり、地域社会の価値創造という重要なミッションに専念できる体制が整ったという。
今後もジールは、30年以上のデータ活用領域における実績と知見を活かし、企業のDX推進を伴走するパートナーとして顧客企業の価値向上に貢献し、すべての人々がデータの恩恵を享受できる社会の実現を目指す。
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