千葉銀行、パーソナライズ・レコメンデーションサービス「Moneythor」を開始
BIPROGYは、Moneythor Pte. Ltd.(以下 Moneythor)との共同提供によるパーソナライズ・レコメンデーションサービス「Moneythor(マネーソー)」を千葉銀行へ導入し、2024年10月29日より稼働を開始する。このサービスは、金融機関が保有するデータを活用して、パーソナライズされたレコメンデーションやキャンペーン情報を最適なタイミングで配信し、デジタルチャネル上での顧客とのエンゲージメントを強化できるものだ。BIPROGYは千葉銀行の「Moneythor」稼働環境の構築及び運用を今後も継続して支援していく。
千葉銀行は顧客中心のビジネスモデルへの進化に向けた取り組みを推進しており、「ちばぎんアプリ」を通じてパーソナライズされた情報を提供する。お客さまとの双方向のコミュニケーションを行うことで、エンゲージメントの強化を目指し、「Moneythor」の採用を決定した。
BIPROGYは、「Moneythor」の導入と基盤運営の経験を活かし、千葉銀行の「Moneythor」稼働環境の構築を支援した。2024年10月29日の稼働以降も、千葉銀行が目指す「最高の顧客体験の創造」が可能なアプリ機能の実装に向けて支援を続ける。
千葉銀行の「Moneythor」導入にあたっては、次の機能を実装した。まず、毎月決められたタイミングで前月の収支やローンなど金融サービスカテゴリー別の支出額についてのレポートを提供する月次サマリー。その他、使いすぎアラートや支出額予算設定・予算超過アラート、口座残高不足アラート、節約チャレンジのゲーミフィケーション、金融機関が簡易にコンテンツを作成できるようにするための汎用的なテンプレートなどを実装した。
BIPROGYと Moneythorは、「Moneythor」の新たなサービスやユースケースを通じて、千葉銀行の「ちばぎんアプリ」の機能強化を継続して支援する。また、BIPROGYは、本事業を全国の金融機関に向けて展開し、金融サービスをより暮らしに寄り添った身近なものとして生活者に届け、生活の質の向上を通じて社会課題解決に貢献していくとのことだ。