2024-11-06
Kasperskyがフィンテック分野を狙うTelegram経由の攻撃活動を特定
Kasperskyのグローバル調査分析チーム(GReAT)は、メッセージアプリTelegramを利用してトロイの木馬型スパイウェアを配布するAPT攻撃グループ「DeathStalker」による新たな世界規模の攻撃活動を発見した。この攻撃活動は、フィンテックや金融サービスの電子取引に関与する個人や企業を標的にし、配布されるマルウェアは機密性の高いデータを盗み取り、ユーザーのデバイスを乗っ取ってスパイ行為を行うよう設計されている。攻撃活動は少なくとも2023年10月から続いており、最新の痕跡は2024年8月に確認されている。