
島根県特化型クラウドファンディング「SHIMANECTION」が始動
READYFORは山陰合同銀行、山陰中央テレビジョン放送と三社協定を締結し、島根県に特化したクラウドファンディングサイト「SHIMANECTION(シマネクション)」を開設したと発表した。プロジェクト第1号は5月12日に公開予定で、今後も島根県にまつわるさまざまな地域活性化プロジェクトを募集していく。
「SHIMANECTION」は、島根で新たなことに挑戦したい人と、その活動を応援したい人をつなぐために誕生した地域密着型のクラウドファンディングプラットフォームである。サイト開設にあたっては各社の役割分担も明確にしている。READYFORはこれまで全国規模で培ってきたクラウドファンディングのノウハウを活かし、プロジェクト実施までの全過程を手厚くサポート。山陰合同銀行はプロジェクト立ち上げ希望者への相談窓口を設置し、資金調達だけにとどまらず、計画策定や運営面のアドバイスまでを担当する。山陰中央テレビジョン放送は、地元メディアとしてプロジェクトのPR活動や成功事例の発信などで広報支援を行う。
従来、島根県内でのクラウドファンディング活用は情報面や資金面の課題が多く、広く県外からの支援を受けることは難しかった。しかし、「SHIMANECTION」では銀行・メディア・クラウドファンディングの三位一体の連携体制を活かし、地域の情報発信力や資金調達力を高めることで、従来の課題解決を目指す。
参加希望者は「SHIMANECTION」サイト上からプロジェクトを申し込み、READYFORの専門スタッフによるサポートや山陰合同銀行との相談を経て、安心してクラウドファンディングに挑戦できる。また、地元テレビ局によるメディア露出を通じ、地域内外の潜在的な支援者へ効果的にアプローチできる点も特徴だ。
今後は島根県発のさまざまなチャレンジが「SHIMANECTION」から全国、そして世界へと広がることが期待される。三社は、地域の声を集めて新たな価値を創出するため、継続的なプラットフォーム運営に取り組むとしている。
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