
みずほ銀行、ポイントサービス「みずほポイントモール」開始
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みずほ銀行は4月14日、新たなポイントサービス「みずほポイントモール」を開始した。日常の銀行取引で貯まるポイントを、PayPayポイントや楽天ポイントなどの共通ポイントと1ポイント=1円相当で交換できるのが特徴。今後は提携先拡充も予定する。 みずほ銀行は4月14日、新たなポイントサービス「みずほポイントモール」の提供を開始した。これは、同行の「みずほマイレージクラブ」会員を対象にしたサービスで、日常の銀行取引を通じてポイントが貯まり、貯めたポイントを他社の共通ポイントに等価交換できる仕組みとなっている。
みずほポイントモールでは、キャッシュレス決済や公共料金の口座振替、給与受取などの取引に応じてポイントが自動的に付与される。例えば、キャッシュレス決済では毎月最大50ポイント、公共料金の口座振替では毎月5ポイント、給与受取では毎月20ポイントが貯まる。初回利用時にはプレミアムボーナスとして200ポイントが付与される特典も用意されている。
最大の特徴は、貯まった「みずほポイント」を「PayPayポイント」「楽天ポイント」「dポイント」などと1ポイント=1円相当で等価交換できる点にある。この等価交換は銀行としては国内初だとしている。ポイントは毎月集計され、翌々月に付与される。ポイントの有効期限は24カ月間で、加算の上限はない。
今回のサービス提供の背景には、金融サービスにおける顧客体験の向上がある。従来、銀行のポイントサービスは独自ポイントの付与や限定的な利用範囲に留まっていた。しかし、近年はPayPayや楽天などの共通ポイントの利用が拡大し、消費者の利便性への期待が高まっている。こうした流れを受け、他の金融機関でもポイントサービスの強化が進んでいる。
みずほ銀行は今後、みずほポイントモールの提携先を拡大し、交換可能なポイントの種類を増やすとともに、同行独自の特典提供も予定している。顧客の日常取引にさらなる価値を提供することを目指すとしている。
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