
マネーフォワード、給与デジタル払いに対応
ポイント
マネーフォワードは、クラウド給与およびクラウド人事管理において、給与デジタル払いに対応したと発表した。これにより、従業員はPayPayを通じて給与を受け取ることが可能となり、企業の給与支払い業務の効率化が期待される。 マネーフォワードは2月18日、クラウド給与およびクラウド人事管理において、給与デジタル払いに対応したと発表した。これにより、従業員はスマートフォン決済アプリ「PayPay」を通じて給与を受け取ることが可能となる。
給与デジタル払いとは、スマートフォン決済アプリや電子マネーなどの口座へ給与を送金する新たな支払方法である。今回、マネーフォワードのクラウド給与およびクラウド人事管理が、PayPayが提供する「PayPay給与受取」に対応した。これにより、従業員の口座情報や同意書の回収をクラウド人事管理で行い、クラウド給与を通じて従来と同じフローで振込データを使用して給与を支払うことができる。
キャッシュレス決済の普及や送金サービスの多様化に伴い、2023年4月に労働基準法が改正され、企業は厚生労働大臣が指定する資金移動業者の口座への給与支払いが可能となった。このような背景から、企業の担当者に業務負荷をかけずに多様な支払方法に対応できるよう、今回の対応が実施された。
今後もマネーフォワードは、バックオフィス担当者や従業員、企業にとって課題解決につながるユーザー体験を提供し、ビジネスの前進を支援するとしている。
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