
freee、オンラインでの確定申告と納税を実現
ポイント
freeeは、確定申告時の電子納税機能を新たに提供開始した。これにより、申告書作成から納税までを完全にオンラインで完結できるようになり、ユーザーの利便性が大幅に向上する。 freeeは2月17日、同社の会計ソフト「freee会計」において、確定申告時の電子納税機能の提供を開始したと発表した。これにより、ユーザーは申告書の作成から電子申告、納税までをすべてオンラインで完結できるようになる。
従来、freee会計では申告書の作成と電子申告はオンラインで対応していたが、納税に関しては銀行やコンビニエンスストアのATMを利用する必要があった。今回の新機能により、インターネットバンキング、スマートフォンアプリ、クレジットカードでの納税が可能となり、freee会計から各納税サイトへ直接アクセスしてスムーズに電子納税を行うことができる。
また、freeeは2021年からマイナポータル連携機能を提供しており、医療費控除の申請が簡単に行えるようになっている。2024年からはマイナンバーカードを健康保険証として利用できる医療機関や薬局が増加し、マイナポータル連携を活用するユーザーも増えている。freeeの調査によると、2022年から2023年にかけて、freee会計とマイナポータル連携の利用回数は約2.7倍に増加したという。
freeeは今回の電子納税機能の提供を通じて、ユーザーの利便性を高め、確定申告業務の効率化を支援していく方針だ。
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