
ネットバンキング選定時、手数料の安さが最重視される
マイボイスコム株式会社は、2025年1月に実施したインターネット調査で、インターネットバンキングの利用状況を明らかにした。調査結果によれば、現在インターネットバンキングを利用している人は全体の69.5%に達している。一方、「利用したことがない」と回答した人は24.8%で、特に男性10・20代や女性70代でその割合が高かった。
利用者が主に利用するサービスとしては、「口座情報の照会・明細の確認」が84.4%で最も多く、次いで「振り込み・送金」が79.2%となっている。また、「クレジットカード・デビットカードの引き落とし」を利用する人は44.8%であった。
インターネットバンキングの選定時に重視する点としては、「手数料が安い」が70.0%で最も多く、「銀行に取引口座がある」「信頼できる」が各40%台で続いた。また、「24時間リアルタイムで利用が可能」は32.5%であった。
利用する機器については、「パソコン」が69.4%、「スマートフォン」が61.9%であった。特に『auじぶん銀行』の主利用者では、「スマートフォン」からの利用が8割強と高い割合を示した。
今後の利用意向については、「積極的に利用したい」「まあ利用したい」を合わせて約74%がインターネットバンキングの利用を希望している。現在利用している人では約97%が引き続き利用したいと考えている一方、未経験者では約15%にとどまった。
この調査結果は、金融機関やIT業界の関係者にとって、ユーザーのニーズや行動を理解する上で貴重な情報となるだろう。特に、手数料の設定やサービスの信頼性、利用可能時間の柔軟性などがユーザーの選択に大きく影響していることが示唆されている。
調査の詳細は、マイボイスコムの公式サイトで公開されている。
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