
三菱UFJ eスマート証券に改称、auカブコム証券が新体制へ
ポイント
2025年1月31日にauカブコム証券が三菱UFJ銀行の完全子会社となり、2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」として新たに稼働する。MUFGとKDDIの協業の一環だ。 auカブコム証券は2025年1月31日付で三菱UFJ銀行の完全子会社となることが発表された。これに伴い、同社は2月1日より「三菱UFJ eスマート証券」に改称し、新たなスタートを切る。
今回の動きは、2024年11月14日に発表された「MUFG-KDDI協働のNext Step(協業2.0)」の一環だ。この協業は、MUFGとKDDIが連携して新たな金融サービスを提供することを目指している。三菱UFJ銀行がauカブコム証券の全株式を取得し、auフィナンシャルホールディングスの持分は消失する。これにより、新しいビジネスモデルの模索が期待されるという。
親会社の異動により、同社の業績には直接影響がない見込みであり、個人投資家向けのサービス提供を引き続き強化する方針だ。組織改編により、進化した金融サービスの提供が可能となり、顧客満足度の向上が期待されるとしている。
また、三菱UFJ eスマート証券としての新たなスタートは、デジタル金融のさらなる進化を目指す大きな一歩であるとし、MUFGとKDDIの協業による技術導入が、今後の競争力を高めるとしている。
今後、同社はさらなる業務効率化を図り、新たな金融技術の導入を進めていく計画だ。
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