
山梨中央銀行と日本電子計算、個人ローン業務の効率化で協力
ポイント
山梨中央銀行は、日本電子計算と連携し、個人ローン業務の効率化を推進する。両社のシステムを統合したソリューションにより、業務効率の向上を図る。 山梨中央銀行と日本電子計算は1月31日、個人ローン業務の効率化に向けて協力することを発表した。山梨中央銀行の「個人ローン進捗管理システム」と日本電子計算の「JIP-RB個人融資管理システム」を連携し、トータルソリューションとして展開する。
山梨中央銀行ではこれまで、住宅ローンを含む個人ローン業務で複数のシステムが存在し、その連携に課題があった。日本電子計算との協業で、最新バージョンへの更新を通じた業務全体の効率化を進める。
「個人ローン進捗管理システム」は、申込から融資の実行、事後管理までのプロセスを一元管理するシステムで、一連の業務をワークフロー化し、関連するシステムとの連携が可能である。このシステムにより、手作業や二重登録作業が軽減され、金融機関の業務効率が向上することが期待されているという。
今後は、地域銀行や都市銀行、信託銀行、貸金業者などに対し、このトータルソリューションを提供していく予定だ。業務全体の効率化だけでなく、ローン審査や管理業務の最適化も図る。両社は協業を通じ、持続的な革新と高品質な金融サービスの提供を目指す。
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