
JPKI活用で本人確認を簡単にする「CrowdShip Trust」
ポイント
グローシップ・パートナーズとクラウドシップは、2025年2月1日からJPKIを活用した本人確認サービス「CrowdShip Trust」を提供開始する。マイナンバーカードを使ったシンプルな手続きで本人確認が可能で、既存のスマホアプリにも対応しているという。 グローシップ・パートナーズとクラウドシップは、JPKI(公的個人認証サービス)を利用した新しい本人確認サービス「CrowdShip Trust」を2025年2月1日から提供開始する。このサービスは、マイナンバーカードをかざすだけでオンラインで安全かつ簡単に本人確認ができる。
従来の本人確認手続きは複雑で、多くのステップが必要とされ、ユーザーの手続き中断が問題になっていた。事業者側でも、手動やAIを用いた審査の負担が大きく、不正行為のリスクも存在していたとする。「CrowdShip Trust」では、こうした問題を解決するシンプルな手続きを提供するという。
JPKIを活用することで、ユーザーの離脱を減少させ、事業者側の業務も効率化する。デジタル庁の認証アプリに対応しているため、企業は新たなアプリ開発をせずに利用可能だ。APIの提供により、既存のスマホアプリにも短期間で組み込めるので、さまざまな業種で迅速に利用が始められるという。
暗号技術を用いた電子署名でカード所有者を証明することで、不正リスクを低減する。ネット証券の口座開設やフリマサイトの出品者確認、保険契約者の情報更新など、本人確認が必要な場面での利用が期待されている。
グローシップ・パートナーズとクラウドシップは、今後もこの技術を通じて、よりスムーズで安全な本人確認サービスを提供し、事業者とエンドユーザーの双方に価値を提供し続けるとしている。
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