ソニー銀行、聴覚障がい者向けリアルタイム手話・筆談サービスを開始
ポイント
ソニー銀行は、株式会社プラスヴォイスと協力し、聴覚障がい者が手話や筆談を通じてリアルタイムでサービスにアクセスできる新サービスを開始した。銀行業務を通じたSDGsへの貢献も目指している。 ソニー銀行は2025年1月27日、聴覚に障がいを持つ顧客が手軽に利用できる「手話・筆談サービス」を開始した。このサービスは、株式会社プラスヴォイスとの連携で実現され、耳や言葉に不自由がある方々が商品やサービスに関する問い合わせを手話や筆談で行えるようにするものだ。
プラスヴォイスの通訳者が、顧客の手話や筆談による問い合わせを受け付け、その内容をリアルタイムでソニー銀行のカスタマーセンターに伝えるシステムが導入されている。これにより、手話や筆談を必要とする顧客も音声を使う顧客と同様にスムーズで迅速な対応を受けられるようになった。
従来、ソニー銀行は聴覚や言葉に不自由がある顧客へのサポートに課題を抱えていたが、この新サービスの導入でその問題が解決され、より多くの顧客に満足してもらえる環境が整った。この新しい取り組みが始まった背景には、「誰も取り残さない」という理念があるという。
また、ソニー銀行はこのサービスを通じて持続可能な開発目標(SDGs)の達成にも貢献したいと考えている。身体的なハンディを持つ人々への支援はSDGsの重要なテーマの一つであり、今回の取り組みはそれに寄与するものだとしている。
ソニー銀行はこのサービスの導入を機に、顧客満足度の向上と銀行業務を通じた社会への貢献をより一層進めていく方針を示した。
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