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大和証券、生成AIで顧客対応を効率化
ポイント
大和証券は生成AIと音声認識技術を活用した新しい顧客対応の自動記録システムを導入した。このシステムは顧客との面談を自動記録。業務効率化と透明性の向上を実現し、コンサルティングの品質向上を目指す。 大和証券は2025年1月27日、最新の生成AIと音声認識を用いた顧客応対の自動記録システムを導入し、その運用を開始した。この新システムは、顧客との面談を自動的に要約し記録する機能を備え、営業員の業務負担を軽減することを目的としている。
この取り組みは、大和証券の中期経営計画の一環として、お客様の資産価値を最大化するという基本方針に基づいている。生成AIを活用することでコンサルティングの品質が向上し、お客様一人ひとりにより高付加価値なサービスを提供できるようになると同社は話す。
新しいシステムは、会話内容をリアルタイムで音声認識し、生成AIが要約することで、記録業務の効率を飛躍的に高める。これにより、大和証券の営業員はコンサルティングの内容熟考や顧客接点の創出に注力できるようになり、結果として顧客満足度の向上が期待されている。また、透明性のあるコミュニケーションを実現し、顧客が安心してサービスを受けることができる環境を整えているという。
さらに、大和証券はこのシステムを活用し、面談記録の詳細な解析を進めていく考えだ。将来的には、顧客ニーズの分析やモニタリング業務の高度化も視野に入れており、これによってコンサルティングの品質をさらに高める計画であるとされる。
今後も大和証券は、生成AIやその他の先端デジタル技術を積極的に取り入れることで、顧客の資産価値最大化を目指す方針だ。
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