三菱UFJ銀行、他行ATMでの出金不能障害を解消
ポイント
三菱UFJ銀行は1月10日、他行ATMでの出金ができないシステム障害が復旧したと発表した。この障害は9日夕方から発生しており、原因は調査中だが、サイバー攻撃によるものではないという。同行は引き続き原因究明と再発防止に努めるとしている。 三菱UFJ銀行は1月10日、他行ATMを利用した際に同行の口座から出金できないシステム障害が復旧したと発表した。この障害は1月9日夕方から発生していた。同行は原因や影響範囲を調査中であり、サイバー攻撃によるものではないとしている。
今回の障害により、他行のATMを利用する顧客が出金できない状況が続いていた。同行は顧客に対し、復旧までの間、他の手段での取引を検討するよう呼びかけていた。
近年、金融機関におけるシステム障害が相次いでおり、昨年12月には三菱UFJ銀行が外部からの不正な大量データ送付(DDoS攻撃)により、インターネットバンキングのログイン障害が発生した事例がある。
同行は、今回の障害についても詳細な原因を調査し、再発防止策を講じるとしている。