リクルート、新たな資金調達サービスで宿泊業界を支援
ポイント
リクルートは、2タップで申し込みが完了し、最短翌日に入金される宿泊施設向け資金調達サービス『Airキャッシュ』を発表。設備故障や繁閑差による売上減に迅速に対応し、経営の負担を軽減する。 リクルートは、宿泊施設向けの新しい資金調達サービス『Airキャッシュ』を2025年1月9日から提供開始する。このサービスは、宿泊施設が迅速に資金を調達できるようにすることで、繁閑差による売上減や設備故障といった突発的な資金ニーズに対応することを目的としている。
『Airキャッシュ』は、将来の売上を現金化する招待制の資金調達サービスである。これまで『Airペイ』を利用していた店舗向けに提供されていたが、今回新たに宿泊予約サイト『じゃらんnet』のオンライン決済を利用している施設でも利用可能になる。
オンラインでの申し込みが可能で、必要な書類の準備も不要で、2タップで手続きが完了する。入金も最短で翌日にされるため、設備故障や急な支出に対して迅速に対応可能だ。
従来の金融機関を通じた融資は、審査に時間がかかる上に、詳細な書類が必要だったため、小規模な施設には負担が大きかった。こうした課題を『Airキャッシュ』は解決し、迅速な資金提供を可能にする。
資金調達後の返済は、売上に対する定率引き落とし制度を採用しており、売上が少ない月には引き落とし額も少なくなるため、月々の資金繰りには負担をかけない設計となっている。さらに、担保や保証人は不要で、申請から入金までの手間やストレスを軽減する。
今回のサービス拡大により、リクルートは資金繰りに関わる不安を取り除き、多くの宿泊施設が必要な資金を確保する手助けをすることで、業界全体を活性化するとしている。
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