PayPayアプリで賃貸火災保険「これだけ賃貸」の提供開始
ポイント
PayPay保険サービスとPayPayは、ユーザーのライフスタイルに合わせた賃貸火災保険「これだけ賃貸」を発表した。この新しい保険プランは、家財補償を付けずに月額220円からの安価なプランも提供し、PayPayアプリ上で簡単に加入できる。 PayPay保険サービスとPayPayは1月7日、新たな賃貸火災保険「これだけ賃貸」を発表した。この保険では賃貸住宅の住人は不動産業者を介さず、自由に保険を選ぶことができるという。
この保険商品は、火災や漏水といった事故の賠償補償に特化しており、賃貸契約時の面倒な手続きの負担を軽減する。プランは3種類あり、最もシンプルなプランは家財補償を含まず月額220円からで、年間契約では2,400円となる。加入はPayPayアプリで簡単にでき、PayPayの決済機能を活用すると「PayPayポイント」も貯まる。
従来は住宅契約時に賃貸火災保険も一緒に加入することが多く、選択肢が限られていた。しかし「これだけ賃貸」は、ユーザーのライフスタイルや経済状況に合わせて選択肢を増やし、新たな市場を開拓するという。
もっとも手軽なプランは個人賠償1,000万円が補償され、月額220円または年間2,400円で加入可能。家財補償を含む基本プランは月額290円、安心プランでは個人賠償が2,000万円に増え、月額440円だ。また、支払方法は月額払いと一括払い(1年または2年)から選べる。
PayPay保険サービスとPayPayは迅速でシンプルな手続きを目指しており、PayPayで本人確認が完了している場合、申し込みは最短1分で完了する。
「これだけ賃貸」は住友生命の子会社アイアル少額短期保険との共同プロジェクトで、保険の主要部分を保証する形で提供される。
今後も両社はPayPayのプラットフォームを基盤に、他の金融商品やサービスでも利便性とユーザー生活の向上を目指す方針だ。
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