DMM Bitcoinの口座と預かり資産、来年3月にSBI VCトレードに移管
ポイント
SBI VCトレードは、2025年3月にDMM Bitcoinから顧客の口座と資産を移管する契約を締結した。現物およびレバレッジ取引の取り扱いに変更があるが、顧客の利便性を考慮し、特別な手続きは不要となる。 SBI VCトレードは、暗号資産交換業者DMM Bitcoinからの顧客口座および預かり資産の移管に関する本契約を締結した。この合意に基づき、DMM Bitcoinの顧客の資産は2025年3月8日にSBI VCトレードへ移管される予定だ。移管に伴い、顧客は事前の手続きは不要で、自動的にSBI VCトレード側での口座開設が行われる。
現物取引については、現在DMM Bitcoinでのみ取り扱われている14銘柄がSBI VCトレードでの取り扱いに加わる予定だ。なお、特定の暗号資産ペア(ETH/BTC)の交換は現時点で予定されていない。
レバレッジ取引においては、DMM Bitcoinで取り扱われているペアのSBI VCトレードでの扱いについては未定であり、未決済ポジションの移管は含まれていない。また、SBI VCトレードは、同様に暗号資産を証拠金として利用するレバレッジ取引を提供し、ファンディングレートが適用されるため、日次での手数料が顧客に支払われる。
さらに、DMM Bitcoinユーザーが保有する一部の暗号資産(ETH、AVAX、OAS、FLR、HBAR)は、移管後にSBI VCトレードでステーキングの対象となる。このサービスにより、2025年4月上旬には初回のステーキング報酬が顧客に付与される予定だ。
移管対象となるのは、2025年3月4日時点でDMM Bitcoinに口座を持つ全顧客であり、必要な情報は法令に基づいて管理される。顧客が特別な手続きをする必要はないが、SBI VCトレードは個別に、移管に関する詳細な説明を公式サイトで提供する。
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