TIS、新たなAWSクラウドトランスフォーメーションパッケージを提供開始
ポイント
TISインテックグループがAWS技術を駆使した新サービス「AWS ITトランスフォーメーションパッケージ for Cloud Native TISエディション」を発表した。レガシーシステムの運用課題を解決し、DX推進を加速するため、人・プロセス・技術のトータルアプローチを提供する。モダナイゼーションを軸にした多段階のサポートで、企業のクラウドジャーニーを支援する。 TISインテックグループのTISは、AWSを活用した新たなクラウドネイティブ技術支援サービス「AWS ITトランスフォーメーションパッケージ for Cloud Native TISエディション」の提供を開始した。この新サービスは、近年の「2025年の崖」問題に対応し、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を加速させることを目的としている。
デジタル化が進む中で、レガシーシステムの老朽化や複雑化がデータ活用の遅れやシステム保守のコスト増大を招いている。TISは、これらの課題を解決するため、500件以上のAWS導入実績とノウハウを活かし、クラウドジャーニーのトータルサポートを提供する。
TISの新サービスは、「人・プロセス・技術」を三本柱にしたトータルアプローチを採用。段階的アプローチにより、ビジネスの成長を促進することで、ITインフラのコスト削減や生産性向上を実現する。モダナイゼーションにより、既存の組織やシステムを順次変革するプロセスが練られており、検討フェーズではビジネス価値と業務対象を設定し、移行ロードマップを策定することで企業のクラウドネイティブ化が進められる。
評価フェーズでは、AWS Well-Architectedフレームワークを活用し、モダナイゼーションの経済価値試算と現状評価を行い、適切な導入を支援。また、準備フェーズから運用フェーズにかけては、プロトタイプ開発やアプリケーション開発支援を行い、さらに自動化ツールや可視化ツールの導入をサポートする。
サービスの標準価格は250万円からで、納期は約2ヶ月。顧客の要件に応じてカスタマイズされる。
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