カブアンド、株需要増で一時新規受付を停止へ
ポイント
カブ&ピースは、「カブアンド」の新規申込受付を2024年12月31日で一時停止すると発表した。予想を上回るサービス需要により株式の供給が不足する可能性があるためで、再開時期は年明けに発表される予定だ。 カブ&ピースは2024年12月31日をもって、同社が提供する「カブアンド」の新規申込受付を一時停止すると発表した。このサービスでは、電気、ガス、モバイル通信、インターネット、ウォーターサーバー、およびふるさと納税を利用することで、利用者が同社の未公開株を受け取ることが可能だ。停止の理由は、予想を大幅に上回る申し込みがあり、第一期の株式発行予定数である6億株の供給が追いつかない恐れがあるためとしている。
さらに、11月から12月にかけての電気・ガスの検針未了や、ふるさと納税の年末需要が増加する可能性も、株式の供給過少を招く要因となっている。カブ&ピースは、この状況に対応するため、一時的な受付停止を決定し、株式の安定供給を目指している。既にサービスを利用している顧客や年内に申し込みを完了する予定のある利用者は、計画通りにサービスの提供と株引換券の付与が行われるため、影響を受けることはない。
一時停止は安定した運営を図るための措置であり、再開に関する詳細は年内の需要を精査した上で2025年1月上旬に公式サイトやSNSで公表される見込みだ。カブ&ピースは、「目指せ、国民総株主」をスローガンに掲げ、日本国内の株式投資家の拡大を目的としている。このサービスを通じて、ユーザーは経済的利益を得ながら、同社の経済圏に株主として参画できる。これにより、株式の価値最大化を目指すとしている。
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