電力業界初、中部電力ミライズが家庭向け銀行サービス「カテエネBANK」を提供
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中部電力ミライズと住信SBIネット銀行は、家庭向け銀行サービス「カテエネBANK」の提供を開始した。このサービスは、中部電力ミライズの電気・ガス料金を「カテエネBANK」の口座振替で支払うと、利用状況に応じて最大5%がカテエネポイントで還元される。また、口座を開設し、10万円以上を預金した客には、カテエネポイントを5,000円分進呈するキャンペーンを実施する。 中部電力ミライズと住信SBIネット銀行は12月19日、電力業界初の家庭向け銀行サービス「カテエネBANK」の提供を開始した。
両社は2024年5月23日にエネルギーと金融を組み合わせたサービスの開発に関する合意書を締結し、その成果として「カテエネBANK」を開発した。この新しいサービスは、住信SBIネット銀行のBaaS(Banking as a Service)「NEOBANK」を活用し、中部電力ミライズの銀行サービスとして提供する。
顧客は「カテエネBANK」アプリをダウンロードし、口座を開設することで、預金・振込・融資等の銀行サービスを完結できる。さらに、中部電力ミライズの電気・ガス料金を「カテエネBANK」の口座振替で支払うと、銀行サービスの利用状況に応じて、毎月支払額の最大5%がカテエネポイントで還元される。
また、カテエネポイントは、電気料金の支払いや提携先ポイントへの交換に利用できる。さらに、中部電力ミライズは「カテエネBANK」の提供開始を記念し、2025年5月31日までに口座を開設し、10万円以上を預金した顧客に対し、カテエネポイントを5,000円分進呈するキャンペーンを行う。
両社は、引き続き、法人の顧客を含む顧客のニーズをとらえたサービスの拡充を検討していくという。
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