横浜銀行、GMOグローバルサインの電子契約サービスを導入
ポイント
GMOグローバルサイン・ホールディングスは、横浜銀行に電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」を導入した。横浜銀行はこのサービスを顧客とのローン契約締結等に使用する予定だ。従来の紙の契約書を電子契約に置き換えることで、契約書の印刷・製本・郵送等にかかる手間やコストを削減し、顧客サービスの向上や契約業務の効率化が期待できるという。 GMOグローバルサイン・ホールディングス(GMOグローバルサイン・HD)は、横浜銀行に対して、電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」(GMOサイン)を導入したと発表した。横浜銀行はこのGMOサインを顧客とのローン契約の締結などに使用する予定だ。
GMOサインは、契約の締結から管理までをワンストップで行えるクラウド型の電子契約サービスである。GMOサインの導入により、紙での契約書を電子契約に置き換えることで、契約書の印刷や製本、郵送などの手間やコストを削減することができるという。また、郵送による待ち時間も不要となるため、顧客サービスの向上や契約業務の効率化が期待できるとしている。
横浜銀行はこれまで地域社会の持続的な発展に向け、デジタル技術を活用した金融サービス提供に取り組んできた。2019年には電子契約を活用した住宅ローン契約の事務手続きの効率化を進めていた。今回、業務効率化と顧客サービスの更なる向上を目指し、金融機関にふさわしい安全性と利便性を備えた電子契約サービスを比較検討し、GMOサインの導入を決定したという。
GMOサインは、国内外の複数のセキュリティ基準を満たし、総務省が情報セキュリティに関するガイドラインで、メールアドレスに加えてSMSを利用した本人確認を組み合わせた二要素認証にも対応している。この安全性と利便性が評価され、横浜銀行への導入が決定した。