静岡銀行がTISの「ことら税公金簡易導入サービス」を採用
ポイント
TISは、自社の「ことら税公金簡易導入サービス」が静岡銀行に採用されたと発表した。このサービスは、金融機関のシステム開発コストや保守コストを削減するSaaS型アプリサーバ機能で、地方税の納付が可能な「ことら税公金サービス」の利用に必要な機能を提供する。静岡銀行は2025年春頃から、自行アプリに税公金収納機能を追加し、サービス提供を開始する予定だ。 TISは12月5日、同社が提供する「ことら税公金簡易導入サービス」が静岡銀行に採用されることを明らかにした。
TISの「ことら税公金簡易導入サービス」は、決済アプリや金融機関アプリに必要な二次元コード読取画面や収納画面などを提供することで、事業者のシステム開発コストの削減や保守コストの抑制を可能にするSaaS型アプリサーバ機能である。自動車税や固定資産税、都市計画税などの地方税の納付が可能となる。
静岡銀行は、自社のスマホアプリ「しずぎんアプリ」の利便性向上と税公金納付のスマホシフトを推進するため、TISの「ことら税公金簡易導入サービス」を採用した。これにより、ことら税公金サービスの税公金機能を短期間で自行アプリに搭載でき、開発工数やコストの削減が可能となるとしている。
来年の春頃から、静岡銀行の自行アプリにおける税公金収納機能の提供が開始される予定だ。
総務省は、地方公共団体における税公金収納の事務の効率化・合理化や、住民・民間事業者による税公金納付の利便性向上を目指しており、スマホアプリからの税公金収納にかかるサービス提供の需要が高まると予想されている。
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