審査否認顧客向け新サービス開始: IDOM CaaS Technologyがパートナー企業と提携
IDOM CaaS Technology(ICT)は、カーリース提供企業との事業提携し、審査に通らなかった顧客に対しても、ICTが運営するマイカーサブスクサービス「ノレル」を提案する。
ICTの親会社であるIDOMが運営する「ガリバー」のクルマの価値算定ノウハウを活用し、高精度なプライシングを実現したリースプランを提供し、気軽かつお得なマイカーライフを実現する。「ノレル」では、従来のカーリースと同様に、信販会社による審査を実施するが、同時に独自基準による審査も行う。
信販会社基準の審査に通らなかったとしても、ICT独自の審査によってリースプランの案内ができる可能性があるため、クラウドローンから送客された銀行のローン審査に落ちてしまった方に対してリースプランの提案が可能になる。
さらに、ICTの独自審査基準に通らなかった方でも「審査なし」でカーライフをスタートし、サービス利用を継続することにより信用スコアが蓄積され、審査に通るようになる「与信育成プラン(レンタカー)」を提供する。与信育成プランによって信用を回復された方は、通常の信販会社による審査では通らない方でも与信育成プランの実績があることで審査に通過し、割賦払いでマイカーを持つことが可能になる。
クルマの販売価格の高騰や、支払い能力があっても通過することが困難な従来の与信審査構造などの理由から、多くの人が理想のカーライフを叶えられなくなってきている。毎月の月額を支払う能力を有していたとしても、信販会社の審査に通らずにマイカーライフを諦めてしまう方も少なくない。
そうした状況を改善するため、ICTは2021年11月から、審査に落ちてしまった方でもサービスを提供できるモデルを開発し、審査に通らない方々へのサービス提供を実践した。今後は、カーリース提供企業との事業提携を通じて、その提供範囲を拡大し、一人でも多くの人に豊かなマイカーライフを送っていただく独自の体験を提供する。