みずほFG、楽天カードの株式14.99%を取得
ポイント
みずほフィナンシャルグループ(みずほ FG)は、楽天グループの子会社である楽天カードと戦略的な資本業務提携を決定した。この提携により、みずほ FG は楽天カードの普通株式の14.99%を楽天グループから取得する。この提携では、新たな顧客獲得ルートを創造し、みずほの顧客基盤拡大の礎を構築することを目指す。 11月13日、みずほフィナンシャルグループ(みずほFG)は、楽天グループの連結子会社である楽天カードとの戦略的な資本業務提携を決定したと発表した。提携に伴い、みずほFGは楽天カードの普通株式の14.99%を楽天グループから取得した。
この提携は、楽天グループとの事業連携を深化させ、新たな顧客獲得ルートを創造し、みずほの顧客基盤拡大の礎を構築することを目指す。特にポイントやクレジットカードにおける連携を含め、楽天フィンテックエコシステムの中核となる楽天カードとの提携を深化、拡大することは、みずほFGのさらなる成長を実現し、企業価値の向上に資すると判断した。
業務提携の内容としては、みずほFGは、楽天グループ、楽天カード及びみずほFG傘下の各社と別途業務提携契約を締結した。これにより、顧客には“従来よりもお得で便利な体験”を、加盟店には“新規顧客獲得や売上向上の実現に資するサービス”を提供する。これまでにはない新しい決済サービスを協働してつくり上げるべく様々な取組を進める。
この提携を通じて、顧客・加盟店双方へ新たな付加価値を創出し、消費の活性化や企業の成長を促すことで、各社の企業価値向上、さらには、日本経済そのものの発展に貢献できるとしている。